診療案内 Department

リハビリ

リハビリテーション部

リハビリテーションとは

リハビリテーション=機能回復訓練です。機能回復訓練では障害を治すだけでなく、障害を持った患者様がより快適な生活を過ごすことができるような支援(個別訓練・物理療法・日常生活訓練)を提供しています。

当院のリハビリテーション

当院には、9名の理学療法士及び5名の作業療法士、3名のアシスタントが在籍し、手術・受傷後のリハビリやスポーツ障害等のリハビリから、介護保険(介護予防通所・訪問看護)を利用してのリハビリまで、幅広く実施しています。

理学療法

身体機能障害に対して、医師の指示のもと、個別にて基本動作能力(歩行など)の回復を図るため、治療体操や運動療法、電気刺激・温熱・レーザーなど物療機器を使いながら行います。

作業療法

当院では日常生活動作及び家事などの日常生活関連動作に対して作業療法を実施しています。主に上肢・手指を対象とした機能訓練・及び効率よく生活動作が行えるための動作指導などのアプローチを提供しています。

また、関節リウマチの患者様に対して発症早期~慢性期の時期に合わせた機能訓練・関節保護指導を行っており、福祉用具・自助具などの選定も行っています。

物療器具

リハビリ器具
重心動揺計
めまい等によるふらつきに対してバランス能力の検査、立位・歩行時の足底面の荷重分布を調べることで装具作成、治療に役立てます。
超音波骨折治療器(低出力超音波パルス:LIPUS)
骨折部に対し低出力超音波刺激を加えることで循環を促進し通常と比較し治癒を促進させます。
エクササイズボール・ストレッチポール
姿勢改善(コアEX)・リラクゼーション・体幹機能訓練を目的に使用します。
リハビリ器具

外来リハビリ

対象疾患は運動器・脳血管・呼吸器であり、関節リウマチや整形外科疾患を中心としたリハビリテーションを提供しております。主な疾患は五十肩、膝関節痛(変形性膝関節症、半月板損傷、オスグットなど)、腰痛(腰椎ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、ギックリ腰など)、股関節や足部、手関節、肘関節の痛みなどです。
他院での手術後(人工関節術後など)のリハビリも行っています。

スポーツ分野では捻挫や肉離れ、競技復帰へのコンディショニング(テーピングなど)を含めて対応しています。

※待ち時間の緩和を図るため、完全予約制でリハビリテーションを提供致しています。

入院リハビリ

当院は19床の入院施設があり、全ての皆様にリハビリを提供しています。(手術は人工膝・股関節、膝関節鏡手術、手指伸筋腱縫合術、外反母趾矯正術など)在宅復帰に向け機能面だけではなく、住宅改修・介護保険申請など生活全般にわたりサービス致します。

介護保険

介護予防通所リハビリ
要介護認定(要支援Ⅰ・Ⅱ・要介護Ⅰ~Ⅴ)に該当する方を対象とした、送迎付き通所リハビリテーションです。当院では、全ての利用者に対し、理学療法士・作業療法士が個別訓練を提供し、日常生活に準じた心身機能の向上と生活機能の維持向上を目指した個別リハビリテーションを行います。
訪問リハビリ
要介護認定(要支援Ⅰ・Ⅱ・要介護Ⅰ~Ⅴ)に該当する方を対象に、理学療法士・作業療法士による訪問リハビリを行っています。

関節リウマチに対するリハビリテーション

最近では薬物療法の進歩により、痛みや炎症を抑える効果が期待できるようになりました。しかし、薬物療法の効果に期待し過ぎて、関節を動かさないでいると、関節が固くこわばってしまうことがあります。リハビリは家庭でも毎日行うことで、関節の機能障害を抑えることができます。

また、痛みなどの症状が軽くなっても、関節に過度の負担がかからないように気をつける必要があります。関節に負担がかからないような工夫もリハビリの大切な役割です。

リハビリの目標

関節リウマチの治療には、薬物療法や手術療法などがありますが、これらの治療とリハビリを組み合わせて、よりよい日常生活を送れるようにします。

リハビリテーションの種類

関節リウマチのリハビリには、大きく分けて理学療法(物理療法、運動療法)、作業療法、装具療法などがあります。

理学療法
運動療法は、関節を動かす能力を維持し、また改善するために行います。関節を動かさずにいると、関節が動く範囲(関節可動域)が狭くなり、筋力が弱ってきます。運動療法は、理学療法士などの指導のもとで行いますが、家庭でも簡単にできる体操もあります。当院では、日常生活上での関節保護動作、リウマチ体操を記録したDVD、パンフレットを配布し、自宅での動作に対しても指導することで関節変形を最小限にとどめます。

物理療法は、血液の循環を良くしたり、筋肉の緊張をほぐしたりすることで、関節の痛みや腫れを軽減します。ホットパックやパラフィン浴などを利用した温熱療法もあります。

作業療法
作業療法は、関節機能の維持・改善を図り、食事やトイレなどの基本動作をよくできるようにし、また、患者さんの社会生活を支援することが目的です。
日常生活の中で、家事をする際など、物を持つ時には片手で持たずに両手で持つようにすることで、負担を軽くすることができます。

また関節リウマチでは、関節の痛みや腫れだけでなく、強い疲労感を感じたり、だるさを感じたりします。
作業療法では、運動機能だけではなく患者さんの精神機能の維持・改善を行います。

装具療法
関節リウマチでは、不安定な関節を安定させたり、関節の変形を予防したりすることを目的に装具療法を行います。必要な装具は患者さん個々で違い、医師の処方を受けることが必要です。手首や膝のサポーターや、手指に着けるスプリントと呼ばれる装具、あるいは足底板(インソール)などが広く利用されています。